2015年7月14日火曜日

報告<NON POWER SPOT MEETINGS>






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報告<NON POWER SPOT MEETINGS>


高校生のトキ。
5人組のバンド。
僕はギター。

2年くらい活動をしていたのだと思うのだけれど、
その2年で、ベース担当君と、何度かケンカする。


・理由①
曲を覚えない

・理由②
そのくせ、練習の日、顔を見るなり、あたらしい弾き方考えた(ヴィジュアル的な)とか、すぐに言う。

・理由③
ベースのクセに、激しくテンポが遅くなる。
スキルも感覚もない僕であるが、
それでも、すごく気になるくらい遅れるのだ。



バンドが解散して、数年たったコロ、
ベース担当君と、ゴハンを食べながら話していた時だ。

彼は、ふと、こうつぶやいた。



「あの頃、僕が遅いのじゃなくて、みんなが早いんだと思ってた」




大きなショックが体を突き抜ける。
その時、僕は初めて感じる。

天才とナントカは紙一重というが、
いずれにしろ、僕は凡人なんだと。



さて。
このベース担当は誰かというと

今回の

<NON POWER SPOT BLUES TOUR>

を実行しているHASU中山君。

紙一重の男。




こんな彼のツアー。

結局、半分くらいの会場にしか同行できなかったが、
それでも彼のサポート係りの僕だから、
ツアーについて、僕に問い合わせが来る事もある。

「何をやるの?」

「どういうコト?」

「意味がわからない」

問い合わせのほとんどは、こんな雰囲気。




確かに。
僕も、謎な部分は多々。
終わった今でさえ、謎は多い。



そんな
<NON POWER SPOT BLUES TOUR>
であるが、
初めから最後まで、ずっとHASU中山君が
つぶやいていた事がある。


「これがきっかけで、
みんなに何かがはじまれば良いな」


いろいろと特徴的な行動や物づくりをしている中山君。

特徴的すぎるから、謎が多い彼だけど、
そんな彼の想いは、実はいつだって、
すごくシンプルでストイックだ。



だから、あんなにも謎が多いツアーであったのに、
会場に来て頂いた方々には、
何かが伝わったのではないだろうか。



「これがきっかけで、
みんなに何かがはじまれば良いな」


それはお客さんだけではなく、
ワークショップ、出店、スタッフのみんなも
含まれている。


ワークショップが楽しかった事。
いろんな魅力の物を見れた事。
人と出会えた事。
良い時間が過ごせた事。



「これがきっかけで、
みんなに何かがはじまれば良いな」

<NON POWER SPOT MEETINGS>

ツアーのしめくくりの到着パーティーの
この日も、

紙一重の男の想いは、

気が付けば、僕を含め、みんなに起こっていたようだ。




このツアーに来てくれたお客様、
ツアー先のお店の方々、
出店して頂いた方々、
その他、関わって頂いたみなさま。

みなさまに、何かのきっかけが起こったとすれば、
とてもうれしいです。

ありがとうございました。

森の中ヨコチ



<森の中>

森の中は、

外ではステージ、音響、照明を担当、

中では、カレーを担当しました。

NON POWER SPOT MEETINGS

のお手伝いをさせて頂き、

みなさまと関わらせて頂き、ありがとうございました。
























































































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